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事例51【統合失調症】障害基礎年金1級に認定された事例

精神障害の事例

概要

傷病名妄想型統合失調症
年代20代
経緯外出先で支離滅裂な言動を繰り返しているとして警察に保護され、治療開始。
受診拒否や拒薬もあり、思うように治療が進められずにいたところ、再び外出先で問題行動を起こして警察に通報される。鑑定入院の後、医療観察法入院処遇となる。
決定年金障害基礎年金1級
年金額83万円

ご依頼までの経緯

被害妄想的な発言が半年ほど続き、ご両親は強い不安を抱えながら見守っていたそうです。ある日、居住地から遠く離れた場所で支離滅裂な言動を繰り返しているとして警察に通報があり、ご両親は連絡を受けて慌てて迎えに行きました。

その後、自宅へ連れ帰り、本人が強く嫌がる中、何とか医療機関を受診して治療を開始しました。しかし、受診拒否や服薬拒否が続き、思うように治療を進めることができない状況でした。

受診開始から1年が経過しても病状の改善が見られなかったため、障害認定日を迎えたら速やかに障害年金を請求し、確実に受給につなげたいとの思いから、早めの準備を希望され、当事務所にご相談をいただきました。

当事務所での対応

ご本人は外出が難しい状況とのことでしたので、ご両親と同居されているご自宅に伺い、面談を行うことにしました。

訪問時、ご本人はカバンを胸に抱え、落ち着かない様子で室内を動き回っていましたが、何とかご挨拶を済ませ、委任状に署名をいただくことができました。その後の手続きについては、ご両親からのヒアリングを中心に進めることをご本人にもご了承いただきました。

打ち合わせの結果、まずは受診状況等証明書を取り寄せておき、障害認定日が近づいた段階で診断書の準備を始める方針としました。

しかしその後、外出先で問題行動を起こし、警察が関与する事態となり、医療観察法による入院処遇となってしまいました。ご両親との面会も制限される中で、障害認定日を迎えることとなりました。

入院中の様子については、診断書の記載内容から把握するほかありませんでしたが、重要な点を整理し、病歴・就労状況等申立書を作成しました。

なお、診断書の内容は、日常生活能力の判定平均が3.71、日常生活能力の程度は(4)とされ、等級判定ガイドラインによる障害等級の目安は「1級または2級」でした。

結果

障害基礎年金1級に認定されました。

コメント

ご本人の病状が重い場合、ご家族も大きな不安の中で日々を過ごしており、障害年金請求に必要な書類の準備が大きな負担になることがあります。

そのようなときには、専門家の力を借りることも一つの選択肢と思います。

※ 本事例の内容は、趣旨が変わらない範囲で一部アレンジしています。