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1型糖尿病障害年金訴訟 年金不支給は違法 東京地裁

1型糖尿病の女性患者が、国に対して障害基礎年金の不支給処分の取り消しなどを求めた訴訟の判決が令和4年7月26日、東京地裁でありました。

岡田幸人裁判長は「食事、行動、仕事などに常に慎重な配慮を要し、影響は生活全般に及んでいる。日常生活に著しい制約を受けていて、支給を認めないのは違法だ」と指摘して、国の処分を違法だとして取り消し、障害等級2級に相当する年金を支給するよう命じました。

原告は5歳で発症し、一日に数回、血糖値を下げるインシュリンを投与していますが、月に1回程度は意識障害を起こしているとのことです。

判決について厚生労働省は「判決内容の詳細を精査し、関係省庁と協議したうえで適切に対応したい」とコメントしているそうです。

以下はNHKのWEBページです。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220726/1000082732.html