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鼻腔機能の障害年金の認定基準

鼻腔機能の障害

こんにちは。障害年金の手続きを支援している社会保険労務士の小川早苗です。
このサイトでは、障害年金に関するさまざまな情報を分かりやすくお伝えしています。

今回は「鼻腔機能の障害」の認定基準の内容をご紹介します。

認定基準はどこに書かれているか

障害年金の「障害の程度」は、法律と通知で定められた基準に基づいて認定されます。

具体的には、国民年金法施行令(別表)および厚生年金保険法施行令(別表第1・第2)に加え、厚生労働省が示す「国民年金・厚生年金保険 障害認定基準」という通知により詳しい判断の目安が記されています。

このページでは、障害認定基準の中から「鼻腔機能の障害」に関する内容を取り上げて解説します。

認定基準

鼻腔機能の障害についての認定基準は、次のようになっています。

障害の程度障害の状態
障害手当金鼻を欠損し、その機能に著しい障害を残すもの
鼻軟骨部の全部又は大部分を欠損し、かつ、鼻呼吸障害のあるもの)

※ 鼻腔機能の障害について、1級~3級の基準はありません。

認定における留意点

嗅覚脱失は、認定の対象となりません。

対象となる疾病

鼻腔機能の障害の対象となる疾病には以下のようなものがあります。

外傷による鼻腔欠損など

障害認定基準(原文)

障害認定基準のうち、鼻腔機能の障害の認定基準(原文)は下のリンクから見ることができます。

▼第3 第1章 第3節 鼻腔機能の障害|日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/seido/shougainenkin/ninteikijun/20140604.files/3-1-3.pdf

参考リンク

▼聴覚・鼻腔機能・平衡感覚・そしゃく・嚥下・言語機能の障害用の診断書を提出するとき|日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/shinsei/jukyu/shougai/shindansho/20140421-17.html

▼診断書(聴覚・鼻腔機能・平衡感覚・そしゃく・嚥下・言語機能の障害用)|日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/shinsei/jukyu/shougai/shindansho/20140421-17.files/02-1.pdf

▼障害年金の初診日に関する調査票【先天性障害:耳用】|日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/shinsei/jukyu/shougai/shindansho/2018042602.files/6.pdf